9月8日朝・・・救急車で義父が緊急入院してから2週間
3日目くらいから高齢者特有の認知症みたいな言動が現れ
主治医の先生曰く、「これは医者も看護士も治せません、ご家族の方が付き添われると治るんです」
と言われた言葉を信じて
日中は私が、夜はパパさんが寝泊まりして付き添いすることに・・。
そうしたら、先生の言われる通り、不思議に元の状態にもどり、日一日と回復して行ったのです。
その間、三度ほど病室を変わったのですが、最後の病室で
私も羊ちゃんの大量注文をこなすべく、付き添いながらも一生懸命に毛糸を巻き巻きしていたら
同室の患者さんに『それ、可愛いね〜」と声をかけられ
その方と話が弾んで行くと、なんと義父の小学校の一年から6年までのクラスメイトだったのです!
86歳にして、同じ病室での再会! しかし当時は1クラス70人以上もいたそうで
二人は同じ町内に住んでいながらも一緒に遊んだ記憶はなく、
お互いの共通する友人の名前が次から次へと飛び出し、当時の思い出話で盛り上がったのでした。
すると、カーテン越しに看護士さんの処置をされていた男性までもが、話に出て来ていた人物を知っている!と
三人の患者の共通の話で更にテンションが上がって行ったのです。
これだけでも、奇跡と思っていた二日後、更なるミラクルが起き・・・。
なんと、同じ小学校の一年先輩という患者さんが入院してこられ
ナースセンターにまで響くような大声で三人の同窓会が始まったのです!
でも、耳の遠い男性ばかり・・話はややこしくなり、私が間に入って
日本語を日本語に訳す・・という面倒な事に(笑)
でも、暇な入院生活がいっぺんに活気あるリハビリとなり
三人一緒に退院となり、めでたしめでたし!という結果になったのは
ラッキーとしか言いようがありません。
羊ちゃんを褒めてくださった方には、私から羊の親子をプレゼントすると
迎えにこられた奥さんと二人で、趣味の絵にこの羊を書かせてもらおう
と、約束してくださいました。
羊が取り持ったご縁・・・・・真実は小説より奇なり。
私も、誰にも邪魔される事なく、したたかに羊を全部完成させる事が出来ました(笑)
転んでも、ただでは起きない私・・・。
これからのイベントのフライアーもしっかり看護士さん達に渡してきました!(えへっ!)
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